1.法令による制限 ・・・自分の土地であっても、どんなものが建てられるか基本的なル−ルがあります。
【接 道】
敷地は4M以上の道路に2M以上接していなければなりません。
@4M未満の道路でも道路の中心から2Mの後退をすれば、建物を建てられる場合があります。
A道路から通路の先に敷地がある場合は、通路の長さ・幅員(幅)によって制限があります。
B道路が私道の場合はその私道に対する制限等があります。
【用途地域】
工場、住宅、店舗が混在して立地するのを防ぐために各地域毎に建てられる建物の用途・規模を制限しています。
【建蔽率 ・ 容積率】
地域の中で人と建物が過密になるのを防ぐために一定の土地に建てられる建物 の規模を制限しています。
【絶対高さ】【壁面後退】
第1・2種低層住居専用地域に限り地域の住環境を保護するために建物の絶対 高さ、壁面位置の制限をしています。
【斜線制限】
日照、通風、採光、等を維持するために建物の高さを制限しています。
【高度地区】
市街地の環境維持や土地利用の増進を図るために建物の高さを制限しています。
2.基本プランニングの作成
【基本的条件】
@立地
閑静な住宅街なのか、交通量の多い所なのか
A敷地
敷地の形は整形なのか、変形なのか、法的条件(建蔽率・容積率・斜線制限)が厳しい所なのか
B道路
敷地が接している道路の幅は4M以上あるか、高低差はあるか
C希望の構造
希望の構造や希望の階数があるか
D予算
予算には比較的余裕がある、予算は抑えたい、公庫融資を受けたい 等
【ライフスタイル】
@家族構成
二世帯住宅にしたい、家族のプライバシ−を重視したい 等
A機能
家事がしやすいプランにしたい、台所は居間と一体にしたい、暮らしに便利な機能を備えたい 等
B居住環境
階段や廊下をゆったり取りたい、床の段差をなくしたい、バルコニ−を広くとりたい 等
以上の様な希望条件を提示して頂きながらお客様と一緒にライフスタイルにあった
基本プランニングを作成いたします
3.資金計画・・・住宅ロ−ンや公庫融資を使う場合の注意点