基本プランニングをもとに建物の平面と空間の構成、備えるべき機能
使用する材料や予算とのバランス等を検討して
基本設計図書の形にまとめます。


1.基本設計 ・・・基本の設計図書からどんなことがわかるのか。

【配置図】
  
隣地との境界、道路との関係、庭や駐車スペ−スの取り方等が分かります。
【平面図(間取図)】
  部屋や階段、収納スペ−スの位置や広さ、廊下や階段の幅、開口部(窓・扉)の位置や開き勝手、水廻りの位置等が分かります。
【立面図(概観図)】
  屋根の形や外部の開口部の位置や大きさ等が分かります。
断面図】
  建物を垂直に切断して室内を見た面図で、建物の高さ、1階床高、各部屋の天井高等が分かります。
【仕上表】
  外部仕上表では屋根、外壁等の仕上が、又内部仕上表では各部屋の天井、壁、床等の仕上が分かります。
【概要書】
  用途地域、建蔽率、容積率等が分かります。


2.実施設計・・・基本の設計図書をもとに図面を詳細化したものです。

【矩計図(断面詳細図)】
  
断面図を詳細化したもので、基礎も含めた構造部分の状態が分かります。
【伏 図】
  天井伏図 天井の意匠や仕上を示す図面で、天井照明位置のチェックに役立ちます。
  床伏図  床面下の孝三を示す図面で、柱・梁・大引き・根太等の位置がわかります。
  基礎伏図 基礎の配置、種類、大きさ等を示す図面です。
【展開図】
  室内各面毎に表した立面図で、壁面の仕上や壁面照明等のチェックに役立ちます。。
建具表】
  外部、内部の建具を全て表にしたもので、建具の種類、大きさ、開閉方法等が分かります。
【電気図】
  照明器具やスイッチ、コンセントの位置や種類が分かります。


3.公庫融資の基準金利適用住宅

          『耐久性タイプ』 + 『バリアフリ−タイプ』

                   又は


          『耐久性タイプ』 + 『省エネルギ−タイプ』

 

『耐久性タイプ』

『バリアフリ−タイプ』

『省エネルギ−タイプ』